COLUMNさて、明治時代になぜ、行きついたか?
さて、明治時代になぜ、行きついたか?だ。日本の近代の中で、自分の生まれた昭和やその後の平成、令和と、最近までのことは自分が生きてきた中で、感じ取ってくることが自分なりには出来ていたと思う。
しかしながら、繋がった歴史年表の少し前の、江戸までさかのぼらず、その後の、明治時代が近代となったがその明治の時代のことがあまりに知らないで過ごしていた。知ろうともしていなかった。自分の祖父母は明治生まれだったが、彼らの生きてきた時代の話を本人達から聞く機会はなかった。専ら、私が幼少の時に聞く耳が無かったのかもしれないが。
明治時代を調べてみると、和装から洋装になったこと以外に、明治時代は勢いがあり、日本人の大和魂の粋が詰まったような時代に感じた。
様々な工芸品は、日本人の大和魂の粋が詰まったような息をのむような精密さ、繊細さ。工芸品の輸出、博覧会への出品と、精力的な行動力についても、私の思っていた明治時代より勢いがあると感じた。
明治時代は、私が手掛けている男性服飾雑貨アクセサリーが取り入れられた時代であった。
当時の製品の写真を幾つか見て、明治時代の時代背景を生かした、男性服飾雑貨アクセサリーを作りたいと思った。