COLUMNそして、前に進む
日本人が得意である細密、繊細な工芸の伝統文化を愛で、日本人であることを認識できるものが、明治時代を紐解くことにより、自分が得れた感覚。
昨今はYouTube動画などで、日本人の起源、日本人はどこから来たか、日本人とはというものの多数にも、容易に触れられることが出来るようになり、私も学びを得ている。自分が生きてきた中で、これほどまでに日本人であることをいしきし、日本人であることを誇りを持てた時期がきたことは良いことと思っている。
スーツは目立ってはいけない。目立つとその人のパーソナルが見えにくくなる。
アクセサリーも目立たず、その人のパーソナルをより引き立てるものを作っていきたい。
多くの男性が使ってくれるような平準な必須アイテムとなって欲しい。
特別な人だけが好きな人だけがつけるものではなく、日本人の粋を醸し出せる、ぴりりと決まるアイテムであって欲しい。
押しなべて、私は男性の整った敬意を持てる服装と、日本の大和魂の粋が詰まっていた明治時代とが相まって、自分が日本人のアイデンティティを持って生きていることを自覚できることに、潔さ、気持ちよさを感じていたのだろう。 明治時代の日本の工芸品を輸出した、それに携わった人々の、商売魂も、営業の仕事人間だった私には、潔さを感じた。